育毛剤と発毛剤はどう違う？
抜け毛や薄毛は放置すると大変
額の生え際から抜け毛が増える、つむじから抜け毛が増えるといった症状が見られる場合、AGA男性型脱毛症の可能性があります。AGAは風邪のように自然に治るといったことは期待できません。何も対策を行わないと、症状が進んでしまうことが多いです。年月とともに薄い部分が広がり、はげあがってしまうことがあるので注意しましょう。
育毛剤と発毛剤では目的が違う
そんな薄毛や抜け毛対策に有効なのが育毛剤や発毛剤です。文字は良く似ているものの、育毛剤と発毛剤にはいくつかの違いがあります。育毛剤と発毛剤を比較したとき、一番大きく異なるのはその使用目的です。育毛剤は育毛目的、発毛剤は発毛目的となっています。育毛剤を使っても、発毛は期待できません。発毛を求めている場合は、発毛剤を使う必要があります。
育毛剤と発毛剤では配合成分が違う
発毛剤によく配合されているのがミノキシジルという成分です。この成分には血管を拡張する効果があります。そのため、元々は高血圧の治療に用いられてきました。しかしミノキシジルを使用した患者に発毛が見られたため、発毛剤にも配合されるようになったのです。ミノキシジルにはその他にも、アデノシンの分泌を促す効果があるといわれており、血管内皮増殖因子や角化細胞増殖因子といった成長因子の分泌が促されます。
血管内皮増殖因子には新しい血管を生成する働きや、血管を修復する働きがあり、頭皮の血流改善によって、毛母細胞の活性化が期待できると考えられているのです。また、角化細胞増殖因子には、角化細胞の一つである髪の毛の増殖が期待できます。一方、育毛剤にはミノキシジルが配合されていません。
ミノキシジルの副作用
ミノキシジルにはいくつかの副作用があります。まず、頭皮に塗布した時に起きやすい「かゆみ」。その他にも多毛症や低血圧、不整脈、動悸、手足のしびれ、性欲減退などの副作用があります。
育毛剤がオススメな理由
発毛を目指すなら発毛剤の方が適しています。しかし副作用が気になるという方には育毛剤の方がオススメです。発毛剤は、効果が出るまでに3か月から6か月ほどの期間がかかります。その間に副作用が出てしまうと、続けるのが困難に。副作用に悩まされながら使い続けるのか、止めるのか、どちらか選ばないといけなくなります。もっとも、症状の重い副作用が出た場合は、すぐに使用を中断することが大切です。
副作用が少ない
育毛剤にも、血管拡張効果のある成分が配合されています。中でも最も代表的な成分がセンブリエキスです。これはセンブリという植物から抽出されたエキスで、ミノキシジルのような血管拡張効果が期待できながら、副作用が少ないといわれています。
配合成分が多い
発毛剤は日本の製薬会社でも提供しています。しかし期待できる成分は数種類しか含まれていません。
一方、育毛剤には数十種類もの成分が配合されています。これにより、ある成分では抜け毛・薄毛を改善できなかったとしても、他の成分でその効果をカバーすることができるのです。
海外製の発毛剤より安心
ミノキシジル濃度の高い海外製の発毛剤もあります。濃度が高い分だけ、優れた効果が期待できるのですが、国内のドラッグストアでは購入できません。そのため、海外医薬品の個人輸入代行サイトで購入する必要があります。とはいえ、濃度が高いと副作用も出やすくなるため、安心して使えないという人も。その点、日本の育毛剤なら安心して使えます。
公式サイトで購入できる
育毛剤は公式サイトでも扱っており、購入しやすくなっています。公式サイトでよく見かけるのが定期便。これは通常よりも価格が安くなったり、定期的に該当商品が届くというメリットがあります。また、中には公式サイトにて全額返金保証を付けている育毛剤も。
本当に額の生え際やつむじはげが改善できるのか、使ってみないと分かりません。試しに育毛剤を使ってみよう、という方におすすめです。